足の痛み解決!靴をつくる理学療法士のblog

靴の販売・オーダーメードインソールの『 靴の馬喰快歩堂 』のご案内と、
理学療法士の目線から足と靴の関係・履物でのトラブル防止に長年取り組んでいる三浦賢一(みうらけんいち) & 佐野宏次(さのこうじ) 
ふたりの活動をご紹介しています。

タグ:パンプス

セミオーダーパンプスをご注文いただいていたKさん、本日お越しいただき、無事納品に至りました。

前回の仮合わせの段階で、かなりぴったりきていたので、木型は母趾の高さと形状を考慮した修正を施しました。
Kさん、セミオーダーパンプスに大満足のご様子。

やはり、足のシルエットが綺麗にでてくると、
靴とその人自身がもっている脚のラインが一体化し、
本来の美しさが現れてきます。


そして、
そのことに気付いてもらえるのも
靴をお渡しする時の楽しみの一つです。

しばらく履いてみて、感想を頂けるとのこと。うれしいかぎりです。
K様、ありがとうございました。
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下の写真は、お渡し前の靴。
これに最終仕上げの調整を行ない中敷を入れてお渡ししています。
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※今回セミオーダーいただいたパンプスはこちら
馬喰快歩堂ブランド 「シルクライン」シリーズ
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このパンプス「シルクライン」は、DYMOCO理論採用のパンプス。

埼玉よりセミオーダーパンプスのご注文の為、K様が来店された。
実は以前より、K様から『やっぱり疲れにくいパンプスが一足は欲しい』 と打診されており、
満を時して本日を迎えるに至った。


試着靴を履いて頂き、不備が無いか確かめる。
土踏まずのフィット感、良し。
踵のカーブのラインとピークポイント、よし。
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歩いてみると、『いい、いいね。あー、これいい。』
と歩きながら唸っておられる。

慣れてくると、『左側が少し不安定に感じるかな・・・』

フットプリントをよく観察し、足を確認すると、踵骨の長さ、、、違う!

左側の踵骨が右側より5mm長いため、靴のなかで少し滑っていたのが判明した。
早速パッティングで左側の踵骨固定位置を調節する。

歩くと安定感がまるで違う。
K様、一歩目から口角があがっていて、こちらも嬉しくなる。

革選び等も終え、3週間後に納品予定となった。



“試着”とは、『合う、合わない』を確かめるだけではなく、『なぜ合うのか、なぜ合わないのか』を明らかにする作業である。

そして、大事なこと。
試着靴とは靴型をした検証用具であるという認識。

足になかなか合わないとお悩みの方、是非一度ご相談ください。

K様、ご来店・試着のご協力、ありがとうございました。
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※写真のベルトつきオープントウパンプスは、馬喰快歩堂ブランドのパンプス『シルクライン』シリーズ
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 シルクライン商品紹介ページ

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